「現職場で与えられた仕事やポジションが不満」という理由は、自意識を過剰に表に出さずに説明できれば、まあまあだ。自分はこういった仕事をしたいのだが、現職場ではさせてもらえないのが残念だ、という理由は、転職先の希望職種とうまく噛み合えばスマートな「辞めたい理由」となる。「こんなに優秀な俺様を使わないなんて、今の会社はバカだ」と言わんばかりのニュアンスにならないように、謙虚な言い方を心がけよう。「今の会社の人事評価が不満」という理由は、現実には大いにあり得る話なのだが、話し方が難しい。
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評価が低いということは能力が低いのか、と思われる可能性もあるし、仕事の内容が満足なのに、人事評価が不満だという人物像は、使いにくいという印象を持たれかねない。嘘にならない程度に、仕事の内容に絡めた理由を捻り出す方がいい。「上司(あるいは周囲)との人間関係」という理由は、実質的には一番多い理由かもしれないのだが、これも使い方が難しい。相手に「この人物は使いにくいかもしれない」と思われる可能性があるし、上司の欠点として指摘した内容(たとえば上に物が言えない)が面接官自身の欠点にそのまま当てはまる可能性もある。「仕事の内容が○○の点で物足りなかったし、上司の××さんと意見が合わず、思うように仕事をさせてくれなかった」という程度のアレンジが必要だ。